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夢をかなえる科学的な指導:大学の研究、現場の指導理論に基づく心理学・脳科学・コーチング
あなたが教わってきた先生は
心理学、脳科学、コーチングを
知っていましたか?
なぜ勉強をするのか:connect the dots(点と点をつなぐ) スティーブ・ジョブズとやり抜く力。
”connect the dots”は、例の、”Stay Hungry. Stay Foolish.”で結ばれる、スティーブ・ジョブズの2005年のスタンフォード大学の卒業式でのスピーチの一部です。
「点と点をつなぐ」。
ペンシルベニア大学心理学部教授が書いた、大学での研究、調査に基づく話がたくさん出てくる、『GRIT やり抜く力』(ダイヤモンド社)という本では、やり抜くことを探すために、広い世界に触れることをオススメしています。
GRIT やり抜く力(ダイヤモンド社)
一方で、スティーブ・ジョブズのように考えると、「将来をあらかじめ見据えて点と点を結ぶことはできず、今やっていることがいずれつながることを信じるしかない」ということになります。「なぜ勉強するのか」など考えずに、あとから「点と点がつながる」ことを信じて、ひたすら勉強しておきなさい、ということでしょうか。
いずれの考え方も一理ありますね。ただ、『GRIT やり抜く力』でも、金メダリストなどの「やり抜く力」の鉄人も、最初から人生の目標に出会えたわけではなく、何年もかけて様々なことに挑戦した人が多いです。
そう考えると、逆のようで近いかもしれませんね。「なぜ勉強をするのか」という問いに対する、逆のようで近い2つのアプローチでした。
「学力」の経済学(ディスカヴァー)
著者は、2019年現在、慶應義塾大学総合政策学部教授の中室牧子先生です。ご専門は教育経済学とのことです。巻末に、引用した論文などがたくさん載っている、ちゃんとした本だと思います。30万部以上売れたそうです。
第1章は「他人の”成功体験”はわが子にも活かせるのか? データは個人の経験に勝る」と題されています。日本の教育界に科学的根拠(エビデンス)が必要という考え方が浸透していないことに危機感を持たれています。
教育については「1億総評論家」状態であり、他人にも当てはまるかわからない、大学合格者やその保護者の個人的な体験談がはびこっている。
巻末では、エビデンスの信頼性の階層を紹介しています。最上位は「ランダム化比較試験」。
(複数のランダム化比較試験のメタ分析(複数の研究の分析)を最上位とすることもあります。)
最下位は「専門家や研究者の意見や考え」。専門家ですらない、大学合格者やその保護者の意見などは、ランク外、ということになります。
第3章では「非認知能力」の重要性が語られます。
「非認知能力」とは、本書では『IQや学力テストで計測される認知能力とは違い、「忍耐力がある」とか「社会性がある」とか「意欲的である」といった、人間の気質や性格的な特徴のようなもの』としています。
ノーベル経済学賞も受賞したヘックマン教授らの研究によると、「非認知能力」は学校卒業後のみならず、「学歴」にも大きく影響を与えることが明らかになっています。それは、「やり抜く力」「意欲」「自制心」「自分の状況を把握」などの能力が高いほうが、ペーパーテストにも強いでしょう。
以下、このサイトのページでは、「やればできる!」の研究、やり抜く力、といった、非認知能力についての本が登場します。
超一流になるのは才能か努力か?(文藝春秋)
結論は努力です。
ただし、努力の方法が大切です。
フロリダ州立大学心理学部教授が書いた本です。
巻末に論文などがたくさん引用されている、ちゃんとした本です。
近年、脳には、それまでの想定をはるかに超える適応性があり、脳の能力を自らの意思でかなり変えられる、ということが明らかになってきました。
現在の自分より、ほんの少しだけレベルが上のトレーニングをすることにより、脳の何らかの部分が発達することが物事の上達のコツ、ということでしょうか。
すでに勉強法の基本で「スモールステップ法」(段差の小さい階段を登る)を紹介しています。
イチロー選手は「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」という名言を残しています。
この本はそれらを学問的に裏づけていると思います。
「やればできる!」の研究(草思社)
スタンフォード大学心理学部教授が書いた本です。
一個人についての話も多く出てきますが、おそらく、それは話をわかりやすくするためのエピソードトークであり、大学での研究、調査に基づく話もたくさん出てくる、ちゃんとした本です。
マインドセットとは、思考の枠組み、心の持ちよう、といったことです。
このページの冒頭で、「非認知能力」の重要性を述べました。
「非認知能力」の1つに「自信」「意欲」が挙げられます。
「やればできる!」はその方面の「非認知能力」でしょう。
塾長の経験上も、塾生、保護者の方のマインドセットがまずい場合、それを変えてもらうことが、成績が上がる大前提となります。
健全なマインドセットと大学受験塾チーム番町の技術があれば、びっくりするほど成績が伸びると思います。
以下、健全なマインドセットの例を挙げます
・人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができる
・順調な時というより、困難に全力で取り組んでいる時に意欲を感じる
・能力をほめるのではなく、努力をほめる
・失敗したときは建設的な批判(どうすべきかの具体的なアドバイス)をする
GRIT やり抜く力(ダイヤモンド社)
ペンシルベニア大学心理学部教授が書いた本です。
一個人についての話も多く出てきますが、おそらく、それは話をわかりやすくするためのエピソードトークであり、大学での研究、調査に基づく話もたくさん出てくる、ちゃんとした本です。
題名の通り、物事をなすには「やり抜く力」が一番大切だということです。
このページの冒頭で、「非認知能力」の重要性を述べました。
「非認知能力」の1つに「やり抜く力」が挙げられます。
まさに本書の題名ですね。
たとえば、東大や医学部に行きたいとしましょう。
なぜ東大や医学部に行きたいのか、というより上位の目標があれば、やり抜く力は強まるでしょう。
また、東大や医学部に行くために、具体的にどんな課題をクリアすればいいのか、という、より下位の目標がしっかりしていれば、やり抜く力は強まるでしょう。
そして、賢明な子育ての科学的結論は「子どもに厳しい要求をしながらも、子どもの自主性を尊重し、温かく支援する」だそうです。
塾長も塾生に接する際は、そのように心がけております。
ちなみに、この本の著者は『超一流になるのは才能か努力か?』の著者と共同研究もしています。
「マインドセット」という言葉も出てきます。
すでに挙げた本と一部内容が重複します。
やる気が上がる8つのスイッチ(ディスカヴァー)
著者は、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長です。
大学の研究に基づく、ちゃんとした本です。
人のタイプを
・自分の能力を証明したいor成長したい
・最大限の利益を得たいor危険を回避したい
・自信があるor自信がない
に分け、その組み合わせの8タイプのそれぞれにつき、治療法を示しています。
世界最高の子育て(ダイヤモンド社)
SMARTゴール(祥伝社)
娘さんが全米最優秀女子高生に選ばれたボーク重子さんが書いた本です。
上記の、大学での研究や調査に基づく本とは違いますが、ボーク重子さん自身が大学での研究などをリサーチされているそうで、書かれていることは他の有名な本と重なることも多く、ポーク重子さんの独りよがり、というわけではないと思います。
教本を忠実に実行することが大切なのですね。
ボーク重子さんの著書では、「非認知能力」が重視され、「非認知能力」を育む具体的な方法が語られます。
著書で語られる方法が、どれだけ科学的根拠があるのか、という疑問は生じます。
しかし、つまるところ、筋肉をつけるには筋トレをするように、「非認知能力」を育むには、育みたい「非認知能力」を使うような行動を促す、ということだと思います。
『世界最高の子育て』では、ペーパーテストに関係しそうなところでは、「自分で考える」「自分からやる」「問題解決力」「自信」「回復力」といった非認知能力の育み方が語られます。
『SMARTゴール』では、『やり抜く力』でも挙げられているような、成功する子供を育てる親のタイプが挙げられています。
・「勉強しなさい」と言ったことは一度もない
・期待水準は高い
・子供が主体的に目標を達成するために暖かく寄り添う
・子供が自らルールを決め、自らをコントロールするように仕向ける
・子供がルールを破った時、子供に、なぜそのルールがあるのか、どうすればよいのかを考えさせる
また、SMARTとは、目標が
Specific(具体的)
Measurable(計測可能)
Actionable(自力で達成可能)
Realistic(現実的)
Time limited(時間制限付き)
の頭文字です。
これも、ビジネスでは有名な手法であって、ボーク重子さんのオリジナルではありません。
とりあえず、大学受験という目標は具体的ですね。
大学卒業後にやりたいことが具体的なら、さらにいいでしょう。
そして、テストは点数が出るので、計測可能です。
1日レベルまで細分化して「問題を○○問解けるようにする」でもいいでしょう。
大学合格という目標は、自力で達成可能です。
現実的とは、目標を下げる、ということではありません。
自分らしいということです。
そして、テストや入試までは時間制限があります。
目標を1週間、1日レベルまで細分化して、時間制限をつけるのもいいでしょう。
成功の教科書(小学館)
普通の公立中学の陸上部で7年間で13回の日本一を達成された、元中学校の先生の原田隆史先生の書いた本です。
古今東西の成功者を分析して指導に生かされたそうです。
大学教授ではありませんが、様々な家庭環境の生徒を日本一に導き、生徒や成功者を分析したということは、学術論文に近いものがあると思います。
成功は、人間の生まれ持った質ではなく、つくるものである。
物事の結果を決める要因は「心・技・体・生活」で、特に「技」の前に「心」が大切だとおっしゃいます。
「非認知能力」という言葉こそ使われていませんが、「心」の内容として「やり抜く力」「意欲」「自信」といった「非認知能力」のかなりがカバーされ、育むための具体的な方法が語られます。
日誌(その日すべき事の予定と実績)をつけ、毎日少しづつ、目標への階段を登る、といった目標達成の技法は、先述の「スモールステップ法」や『超一流になるのは才能か努力か?』にも通じると思います。
なぜヒトは学ぶのか 教育を生物学的に考える(講談社現代新書)
著者は慶應義塾大学の教育心理学の安藤寿康先生です。
先生の私見も含まれるような部分もありますが、慶應義塾双生児研究のサイトに、本書で引用した論文などがたくさん載っている、おおむね大学の研究などに基づいたちゃんとした本だと思います。
行動遺伝学の研究では、テストの点などの能力は、遺伝が5割、遺伝要因に還元されない家庭環境3割、先生の教え方や本人の変化2割とのことです。
この5:3:2という割合をどう考えるか。
塾長の経験上の私見では、入試のない普通の公立中学で下位から上位に移動するのは難しいかもしれませんが、同じ中学入試、高校入試に合格した集団の中で、上位層になるか下位層になるか程度は、日頃の心がけ、言動の習慣しだいだと思います。
特に家庭環境(知的レベルのみならず、たとえば「非認知能力」を育むようなご家庭のあり方など、ここまで述べてきたようなこと)は、同じ入試に合格した集団の中で上位層になるか下位層になるかのかなり大きな要因であると思います。
ご家庭がここまで述べてきたようであれば、塾長の技術で指導すれば、塾生の成績はビックリするほど伸びました。
下位層から東大、京大に合格した塾生も何人もいました。
逆に、何度申し上げてもご理解いただけず、退塾され、大学受験の結果もその高校としてはどうだろう、というご家庭も、それなりの割合でいらっしゃいました。
さて、国語と英語は得意だけど数学は苦手、という人は多いと思います。
国語遺伝子、数学遺伝子、といったものは存在するのでしょうか。
本書では、研究データから、全科目共通の一般的な遺伝要因と科目ごとの遺伝要因と両方あるが、科目ごとのデコボコは、遺伝要因よりも環境要因のほうが大きい、としています。
塾長の経験上も、英語や国語ができて、かつ、物事を根本から理解しようという姿勢がある人は、長期的には数学もできるようになっています。
早慶文系に受かる人なら大学受験塾チーム番町に通えば東大や医学部にも受かるだろう、という感じですね。
天才と凡人を分けるのは好奇心!?
大学での研究をふまえて。
「学歴」にも大きく影響する「非認知能力」とは?
大学での研究をふまえて。
受験生の理想的な生活習慣
睡眠・栄養・運動・ストレスなどを科学的根拠をふまえて。
この記事を書いた人
大学受験塾チーム番町代表。東大卒。
指導した塾生の進学先は、東大、京大、国立医学部など。
指導した塾生の大学卒業後の進路は、医師、国家公務員総合職(キャリア官僚)、研究者など。学会(日本解剖学会、セラミックス協会など)でアカデミックな賞を受賞した人も複数おります。
40人クラスの33位での入塾から、東大模試全国14位になった塾生もいました。
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東大、医学部に合格する勉強法
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